ある日の作業　鍵盤調整は大事です

ご覧いただき有難う御座います。古川ピアノ　調律師の古川です。

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本日はある日の作業をご紹介いたします。

ピアノのメンテナンスといえば、真っ先に浮かぶのは「調律」というワードで間違いないと思います。

しかしそれだけではピアノのメンテナンスは完全では有りません。

音を司る作業が調律　であるのに対して、動き　タッチを司る作業を調整（調律師は整調と言います）です。

例えば調律や整音でとても良い音程　音色に仕上がったとしても、弾いた感触が悪かったりバラバラだったりすると、

総合的にはイマイチなピアノ　と感じてしまいます。　その逆も然りですね。

音程や音色はもちろん、弾いた感触もキレイに揃っていてなおかつ表現しやすいタッチがバランス的に◎です。

・鍵盤調整とは？

その重要な調整（整調）の入り口であるとともに基盤となるのが、鍵盤調整　です。

88ある鍵盤一本一本がそれぞれ均質かつなめらかに動くようにする調整、

すべての鍵盤の高さを水面のように均一に揃える調整、

すべての鍵盤の下がる深さを均一に揃える調整、

鍵盤とアクションをつなぐ連結部分の位置を揃える調整、などなど鍵盤の調整には様々な種類があります。

そしてそれらは眠っていた期間が長い場合はもちろん、年間の季節の変化や演奏するごとにわずかずつ、

確実に調整がずれて　そのズレが積み重なっていきます。

・当店では定期調律の度に鍵盤調整を見直しております

長く調律のブランクがあった場合は別途調整費を頂いての作業実施となりますが、

以降の調律（定期調律）の際には、日頃の練習や演奏で積み重なった微妙な鍵盤調整のズレを併せてお直ししております

（もちろん無料です）

この調整を地道に続けることで、常に弾きやすく表現しやすいピアノのタッチを維持できます。

もしいまお使いのピアノのタッチが弾きにくい　などのお悩みがある場合は、気軽にご相談ください。

古川ピアノではグランドピアノやアップライトピアノの調律やメンテナンス　

　消音取付や中古ピアノ販売などを総合的に承っております。

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