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ピアノに後付できるサイレント(消音機能)について

ピアノに後付できるサイレント(消音機能)について

 

サイレント機能を使用しているイメージご覧いただき有難う御座います。古川ピアノ 調律師の古川です。

 

ピアノを買うとき、または持っているピアノを弾くときなど、周囲への音漏れは皆様気になる問題ですね。

40年ほど前~現在に至るまでに製造されたアップライトピアノには、いわゆる真ん中のペダルを使う

弱音機能(マフラーペダルとも呼びます)を使用することで音量が下がりますので、この機能で解決できる場合は少なく有りません。 

 

 

・弱音機能 とは?

 

よく言われるのは、弱音機能は確かに音は小さくなるけど、音はモコモコこもって聴こえるし、タッチもスッキリしない感触に変わるので、

正直なところあまり好きではない、 多用したくない とのお声です。これは弱音機能の限界と言えるもので、構造上 解決が難しい部分です。

また、完全に音が消えるワケではないので、集合住宅の場合は弱音機能を利用してもクレームが入る場合があります。

 

・「消」音機能 とは?

 

くらべて消音機能 の場合は、「弱」 ではなく 「消」 なので、外部への音漏れは基本的に消えてしまいます。

※電子ピアノ同様、鍵盤やペダルのカタカタ音は残ります

この機能をかんたんに解説すると、通常のピアノに

 

1.ピアノ自体から出る音を消す機能(もちろんオンオフの切り替えがかんたんに可能)

2.消えた音の代わりに、電子音をヘッドフォンやスピーカーから出すための機能

 

の2つの機能を取り付けるものです。

いまから40~50年程度以内に製造された殆どのピアノに取り付けが可能です。(稀に例外あり)

 

サイレント商品の一例

・消音あと付け商品の種類と価格帯

 

種類と価格帯

・まずは「ヤマハ」「カワイ」の国産2大メーカーの いわゆる純正サイレント が代表的存在です。

 表現力の高さなどの高機能に比例して価格も高めです

 →メーカー希望小売価格215,000円~225,000円+取付費45,000円~

 

・上記のほか、「コルグ」や「マジックスター」「GENIO」などの他社製サイレント商品も人気です。

 年々その性能は上がってきており、なおかつ価格はお財布に優しいラインナップで、人気上昇中です!

 また、純正サイレントが自社製のピアノにしか取り付けできないのに対し、

 これらの他社製サイレントはほとんど全てのメーカーのピアノに取付可能な設計なことも、多くのユーザーに選ばれるポイントです。

 

→メーカー希望小売価格100,000円~150,000円+取付費40,000円~ 

  最高でもコルグ社のKHP-2500の定価190,000+取付費40,000円~

 

当店では、特に「GENIO」や「マジックスター」のサイレント商品を、本体価格 大特価 でご提供しております♪

詳しい価格等は気軽にお問い合わせください!

 

・まとめ

当店では、サイレント機能(消音機能)の取り付けについても、仕上がりと性能にこだわりをもって施工させていただきます。

防音の観点から日頃満足にピアノを弾けない方、戸建てにお住まいでも家族に聞こえないようにピアノを弾きたい方など、

消音機能に関心のあるお客様は気軽にお問い合わせください。 

 

グランドピアノの調律画像

 

この記事がピアノの維持管理等について参考になれば幸いです。

 

古川ピアノでは、消音商品に関する相談のほか、調律 中古ピアノの販売などを総合的に承っております

 

ご質問等、まずはお気軽にお問い合わせください。

 

お問い合わせはコチラのページへ♪ または、代表古川 090-7533-2462 へ

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

古川ピアノ 古川航

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