40年前のピアノは古い?
40年前のピアノは古い?
ご覧いただき有難う御座います。古川ピアノ 調律師の古川です。
ピアノを習い始める 習っているお子様達のために実家からピアノを持ってきて調律する、
そんなご依頼が年々増えております。
親御さん世代が使っていたピアノですので、年式は30年~40年ほどのピアノが主となります。
・40年モノのピアノ、まだまだ現役で使えます!
国産ピアノの場合、メーカーやクラスによっても変わりますが、普及品の場合は寿命が約50-60年程度ですから、
40年前のピアノは折り返し地点を過ぎたあたりの年数 ということになります。
特に国内有名メーカーのピアノとなればスタンダードクラスのものでもピアノ本体や部品の耐久性がかなり高いので、
40年を経過していても状態良好なことが多いです。 実際の調律等ご依頼の場合 修理は不要で調律 調整のみで完了 ということが少なくありません。
・50年を超えると、継続使用or買い替え を慎重に判断しましょう
国産ピアノの場合、40年を超えると主に消耗部品が傷んできて、場合によって交換が推奨される時期に入ります。
部位にもよりますが、傷んだフェルトや繊維類、を交換修理することで、ピアノを若返らせることが可能です。
また、弦やハンマーフェルトの交換といった大掛かりな修理=オーバーホールを行えば、さらに大幅な若返りと延命が可能となり、
音はみずみずしく伸びやかで表現豊かに戻ります。
ただし、当店のお客様の事例では、圧倒的に継続使用でOKな場合が多数です。
思い入れのある大切なピアノを少しでも長くご愛用頂けると、お客様にとってもピアノにとっても良い形ではないかと思います。
・40年前後のピアノはかなりも多くの方が使われています
一般的な品物で40年というとものすごく古い印象ですが、ピアノの場合はその限りではありません。
移動料金を含めても、お客様が想像されるよりもお手頃な料金で眠っていたピアノを復活させることが可能ですので、
もし使っていないピアノなどをお持ちの方は ピアノ移動+調律 をご検討してみてはいかがでしょうか。
特にこれからピアノを習う幼稚園~小学校くらいのお子様の場合、少なくとも成人されるまでは安心して使えるピアノを選ばれることをオススメいたします。
古川ピアノではグランドピアノやアップライトピアノの調律やメンテナンス
消音取付や中古ピアノ販売などを総合的に承っております。
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最後までお読みいただきありがとうございました!
古川ピアノ 古川航
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