ある日の作業:動きが鈍い鍵盤の修理
ある日の作業:動きが鈍い鍵盤の修理
ご覧いただき有難う御座います。古川ピアノ 調律師の古川です。
いつもご依頼いただくお客様、新規にお申し込みいただくお客様、
このブログを御覧いただいているお客様、いつもありがとうございます♪
本日はとあるピアノの修理事例をご紹介いたします
・ピアノを弾いていると鍵盤の動きに違和感が
お客様曰く、ここ数年 ピアノを弾いていると妙に鍵盤が重く、特に梅雨時などは
目に見えて鍵盤の戻る動きが遅くなる時があって困っているとのことでした。
ピアノのトラブルの中では割と多いもので、大体の場合は湿気や汚れによって起こる
部品の動作不良が原因です。
だからといって乾燥させればすぐ直るかというとなかなかそうは行かず、一度症状が出ると乾燥する季節でも改善されないことが多いです。
・比較的短時間で初歩的な修理で直ります
原因は上記の通り、修理方法は分解して汚れた金属ピンを交換するというシンプルさ、
しかしこの症状の厄介なところは、ピアノの音の数=88個の内、どこまで広がってしまっているか という部分です。
88個のうち、数個程度ならかかる時間も費用も少なく済みますが、10個20個 果ては88個全て となると大変です。
しかし、この症状を修理できちんと直すと、とうぜんスムーズに音が出るようになるのに加え、タッチがなめらかになり
強弱のコントロール性が格段に上がりますので、曲を演奏したときの表現力がぐっと良くなります。
・ご自宅のピアノは快調に弾けますか?
当店では調律はもちろん、上記のような不具合の修理なども得意としております。
ピアノ=調律 のイメージですが、調律以外の調整 修理でもピアノの音やタッチはガラッと変わります。
いまお持ちのピアノの調律や調整をしばらくされていない方、
なにかご不満や悩みを抱えている方がいらっしゃいましたら、気軽にご相談ください。
古川ピアノではグランドピアノやアップライトピアノの調律やメンテナンス
消音取付や中古ピアノ販売などを総合的に承っております。
お問い合わせフォームは↑のリンクから、
お電話の方は↓
代表古川 090-7533-2462 へ
最後までお読みいただきありがとうございました!
古川ピアノ 古川航
前の記事へ
« ある日の作業 鍵盤調整は大事です次の記事へ
ある日の作業 ピアノのタッチをコントロールする »