ある日の作業　ペダル周辺の点検と消耗品交換

ご覧いただき有難う御座います。古川ピアノ　調律師の古川です。

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本日はある日の作業をご紹介いたします。

この日はアップライトピアノ所有のお客様の新規お申し込みの調律に伺いました。

まずは最近のピアノ使用状況についてお話を伺いならが、ピアノの音やタッチを確かめます。

新しく調律させていただくピアノの場合、調律の前に色々な作業を実施していきます。

この日は、ペダルの変色をクリーニングする作業の中で、ペダル周辺の部品の点検等もあわせて行いました。

・細かな消耗部品の点検や交換も一緒に実施します

多くのピアノには3本のペダル（足で操作する踏む装置）が付いていて、特に右側のペダルを多用します。

そのため、右側のペダルに使用されている消耗品は痛みが早く、このような機会にあわせて交換しておくと永く使うのに安心です。

このピアノで使われていた消耗部品は革製のもので、これと全く同じものは現在では手にはいりません。

当店では限りなく近い材質の革を利用し、同じ役目を果たせるように加工して常備しておりますので、それを使用して元の位置に戻します。

元通りに組み立てて調整を見直し、きちんと正常なペダル操作が可能か確認して修理完了です。

なお、今回使用したような細かな部品は安価なことが多いため、この時は部品代　工賃（クリーニングのついででしたので）サービスで修理させて頂きました。

また、残る真ん中と左側のペダルもきっちり点検確認を行っております。

・続いて調整と調律　

鍵盤をもとに戻したあと、一通りの調整が終わり、仕上げの調律を行いました。

ピアノは鍵盤や機械がスムーズに動いて、きれいな音が出ることも重要ですが、3本の各ペダルが正常に操作できることも大事なポイントです。

調律の際には、ペダルの各機能についても十分にチェックと調整を行うことで、より快適なピアノ演奏を楽しんでいただけます。

古川ピアノではグランドピアノやアップライトピアノの調律やメンテナンス　

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