ある日の作業 ピアノの調律と内部の清掃
ある日の作業 ピアノの調律と内部の清掃
ご覧いただき有難う御座います。古川ピアノ 調律師の古川です。
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このブログを御覧いただいているお客様、いつもありがとうございます♪
本日はある日の作業をご紹介いたします。
・とあるアップライトピアノの調律
この日はアップライトピアノ所有のお客様の新規お申し込みの調律に伺いました。
まずは最近のピアノ使用状況についてお話を伺いならが、ピアノの音やタッチを確かめます。
新しく調律させていただくピアノの場合、調律の前に色々な作業を実施していきます。
そのひとつに、まずは鍵盤を分解しての清掃と部品チェックがあります。
・清掃だけではなく、部品の点検も一緒に実施します
清掃はピアノを清潔に保つためにもちろん有効なのですが、それだけが全てではありません。
鍵盤を外したこの状態でしか確認ができない部品がありますので、それらを点検していきます。
一つは鍵盤の下に敷かれている赤と緑の円形のフェルト類で、主に虫食いやネズミ喰いが発生していないかを確認していきます。
もう一つは鍵盤をセットするためのガイドピンで、金属製なのでサビや汚れがないかを点検し、表面の汚れがある場合はクリーナーで磨きます。
このガイドピンを磨くことで鍵盤の動きが滑らかになり、軽快なタッチ感に仕上がります。
・続いて調整と調律
鍵盤をもとに戻したあと、一通りの調整が終わり、仕上げの調律を行いました。
調律では音程を合わせるだけではなく、音色の調整の役目もあります。
このピアノは久しぶりに使い始めるピアノということで、2回の調律できれいなハーモニーを作りました。
長い期間ピアノを使用していない場合、調律がもうできない または できるとしても高額になる というイメージがあるかもしれませんが、
多くの場合では、さほど高額にならずに調律できますので、まずは気軽にご相談ください。
ちなみにこのご依頼の場合は空き期間6年程度で、調律基本料金12,000+追加料金6,000円+消費税=19,800円で実施させていただきました。
古川ピアノではグランドピアノやアップライトピアノの調律やメンテナンス
消音取付や中古ピアノ販売などを総合的に承っております。
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最後までお読みいただきありがとうございました!
古川ピアノ 古川航
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