ある日の作業　グランドピアノの調律と調整　整音

ご覧いただき有難う御座います。古川ピアノ　調律師の古川です。

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本日はよくある修理作業をご紹介いたします。

この日はグランドピアノ所有のお客様の定期調律　定期メンテナンスに伺いました。

まずは最近のピアノ使用状況についてお話を伺いならが、ピアノの音やタッチを確かめます。

この日はお客様のご要望がありましたので、調律や調整でどのような音やタッチに仕上げていくか、お客様と相談します。

（※特にご希望がない場合はお任せでさせて頂きます）

・いきなり調律せずに、まずは準備や調整

作業のはじめはいきなり調律ではなく、ピアノの状態を確認しながら　何からスタートするか手順を検討します。

この日は、鍵盤や内部アクション機構の動きの滑らかさがもう少し欲しいと感じられましたので、鍵盤系の部品の分解と清掃からスタートしました。

その後鍵盤などを再度組み立て、アクション機構の調整見直しと滑りが悪い部分の潤滑調整などを行っていきます。

ここまですすめると、鍵盤のタッチ感はなめらかになり　発音も良くなるので音の粒立ちが揃ってきます。

・最後に仕上げとして調律と整音　

一通りの調整が終わり、ようやく調律の準備が整いました。

調律では音程を合わせるだけではなく、音色の調整の役目もあります。

今回のピアノは弾き込まれた音域の一部で硬質化した音色が目立ったため、

調律と整音で音色の統一感を揃えながら全体の音程　ハーモニーを作っていきました。

音色が揃うと鍵盤を弾いた瞬間のタッチ感も揃って感じられるので、調律と調整を組み合わせて行うことでより仕上がりが良くなります。

古川ピアノではグランドピアノやアップライトピアノの調律やメンテナンス　

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