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ピアノに後付けする消音ユニット(サイレント機能)

ピアノに後付けする消音ユニット(サイレント機能)

ピアノを練習する様子

福岡を拠点に活動しております、調律・修理の古川ピアノ 調律師の古川です。

ピアノに後付けできる消音ユニット(サイレント機能)についてご紹介いたします。 

 

・ピアノ用の消音ユニットとは

ピアノ用の消音ユニット(サイレント機能ともいいます)、

ピアノに取り付けることで、通常のピアノとしての演奏と、

消音モード(ピアノの音を消し、ヘッドホンやスピーカーで音を聞く)での演奏の、

2つのモードを切り替えることができる機能のことです。

 

ピアノを買った後やお持ちのピアノに、消音ユニットを取り付ける方法があります。

ご自宅で施工できますので、ピアノを運び出す必要はありません。

 

その他に、元から消音ユニットがついている中古ピアノを買う方法もありますが、

サイレントの電子機器は故障や寿命が気がかりですのでその点はご注意下さい。

 

・後付けタイプ消音ユニットの種類と価格

後付タイプの消音ユニットにはいくつかのメーカーから発売されています。

各料金は定価です。当店でのお取り付けは、特別料金でご対応可能です。

 

・ヤマハ ピアノ用消音ユニット(当店特価あり お問い合わせください)

(ヤマハのアップライトピアノ専用) 本体定価187,000円+取付費 

→金額は安くありませんが、ヤマハピアノ専用設計だけあって、

音色の良さ 強弱の表現力 機械としての耐久性 どれをとっても抜群です。

ヤマハピアノをお持ちの方でしたら、第一候補として検討されることをおすすめします。

 

・マジックスター ピアノ用消音ユニット(当店特価あり コチラを御覧ください

(各メーカーのアップライト/グランドピアノ用の汎用タイプ)本体定価 132,000円~ + 取付費

→一部の部品をピアノに合わせて加工調整することで、あらゆるメーカーのピアノに取り付けができる汎用タイプです。

ヤマハ製以外に手に入りやすいものの中では、比較的使い勝手が良い製品です。

 

・消音ユニットを付けるデメリットは

・アップライトの場合

若干のタッチ調整のデチューン(性能を落とす調整)が必要となりますが、

防音にお悩みの方が消音ピアノにできるメリットと比較して、デメリットは極めて軽微です。

 

・グランドピアノの場合

デチューン(性能を落とす調整)の幅が大きいため、グランドピアノの優れた表現力が大きく低減します。

消音機能のメリットとのバランスを考えて導入を検討されることをおすすめします。

※ヤマハのグランド用サイレント機能は機構的にタッチが変わらない構造でおすすめですが、中古は要注意です。

 

・さいごに

いずれも一長一短ありますが、防音問題でお困りの方にとっては消音機能の恩恵は大きい価値があると思います。

各メーカーの消音ユニットの販売と取り付けに対応しておりますので、

質問だけでも気軽にお問い合わせ下さい。

 

→ 当店の消音取付けご案内ページ+料金表はコチラ

 

※グランドピアノ用の後付け消音ユニットはおすすめしておりませんので、

取り付けご依頼はお受けいたしかねます。予めご了承下さい。

 

当店ではアップライトピアノやグランドピアノの調律や修理、

ピアノの移動手配(調律とセット)、消音取付などを承っております

 

※電子ピアノ修理のご依頼はお受けいたしかねます

※ピアノ移動のみのご依頼はお受けいたしかねます

 

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ご質問等、まずはお気軽にお問い合わせください。

 

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