ピアノの鍵盤を交換する修理について
ピアノの鍵盤を交換する修理について
福岡を拠点に活動しております、調律・修理の古川ピアノ 調律師の古川です。
このブログを御覧いただいている皆様、いつもありがとうございます♪
・鍵盤を交換する修理とは?
鍵盤を交換する修理には大まかに2種類あります。
(鍵盤に含まれるフェルト部品の交換修理は除きます。)
一つは鍵盤の上面(上側の樹脂素材)のみを貼り替える場合、
一つは鍵盤そのものをまるごと取り替える場合 です。それぞれの概要について説明いたします。
・鍵盤の上側(上面)を貼り替える場合
鍵盤の表面がひび割れたり、変色したりするなどした場合、または素材を変更したい場合に上面を貼り替える修理を行います。
※特に白い鍵盤の表面はアルコールでひび割れしやすいため、手指の消毒後はしっかり乾燥させてから弾くようにして下さい
白い鍵盤(白鍵)も黒い鍵盤(黒鍵)ともに貼り替えることが可能で、素材をいくつかの種類か選ぶこともできます。
白鍵には一般的なアクリル素材、上位ランクの人工象牙、最高級の天然象牙 があり、
黒鍵には一般的な樹脂素材、上位ランクの黒檀調木材、最高級の黒檀木材 があり、
それぞれ上位になるほど指が触れたときにしっとりと馴染むような感触になります。
※白鍵の人工象牙は現時点では各ピアノメーカーの純正部品でのみ取り寄せと使用が可能であるため、
一般のお客様からのご要望で人工象牙に貼り替えることは難しい状況です。
・鍵盤そのものを全て取り替える場合
この場合、2つのケースがあります。
1.老朽化して復元が難しい鍵盤を全て新しいものに取り替える場合
→残念ですが国内では新しい鍵盤のみを作成する工場・工房が無くなってしまいましたので、
主にヨーロッパ製の鍵盤製作工場に依頼するのが唯一のルートとなっています。(割と高額です)
代替案として、古い鍵盤の損傷が傷みやすい穴部分(バランスホール)に限られている場合は、
その穴部分のみを加工して新材に交換できる器具があるので、対処は可能です。
2.某国産メーカーの鍵盤上面が剥がれる不具合があるピアノの鍵盤を全て新しいものに取り替える場合
→一定期間に製造された国産メーカーのピアノは、鍵盤上面が剥がれてしまう不具合があります。
メーカーの無料交換期間であれば、鍵盤まるごとを無料で新品に交換することが可能です。
(鍵盤の発注や交換作業は、メーカー系特約店に依頼する必要があります)※鍵盤の到着までに数ヶ月の期間を要します。
または、剥がれる鍵盤の上面を貼り替える手法で交換を施せば、同じ鍵盤のまま取り替えず短期間で使用可能となります。
・さいごに
上記のような鍵盤のトラブルにお悩みの方がいらっしゃいましたら、一度当店へご相談下さい。
当店ではアップライトピアノやグランドピアノの調律や修理 メンテナンス、
ピアノの移動手配(調律とセット)、消音取付などを総合的に承っております。
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最後までお読みいただきありがとうございました!
古川ピアノ 古川航
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