ピアノ乾燥注意報!
ピアノ乾燥注意報!
古川ピアノ 調律師の古川です。
いつもご依頼いただくお客様、新規にお申し込みいただくお客様、
このブログを御覧いただいているお客様、いつもありがとうございます♪
・ピアノ乾燥が心配な季節です
毎年、年末年始から春前のこの季節、お伺いするお客様のピアノの中で、
かなり乾燥が進んで、色々とまずいことになっている事例が多発しております。
具体的には、ピアノが乾燥する(特に過乾燥の場合)と、木やフェルトが縮みます。
そうすると、各部に隙間ができて調整がずれる、 音程が大きくズレる 、
ネジが大きく緩む 、などなどの変化が起こります。
それらが合わさると、鍵盤のタッチはスカスカになり、音程はぐちゃぐちゃ、 ネジが緩みすぎて弾くたびにカチャカチャ異音が鳴る…
など、良いことはひとつもありません。
・まずは湿度を計測し、必要に応じて加湿してください
そうなってしまった場合、 またはそうならないための予防として、次の手順が大切になります。
1. ピアノを設置しているお部屋に湿度計を用意する
2. 湿度計の数値が最低でも40%以上になるように加湿器をつける
※冬でも50%~60%程度を維持できると理想的です。
※ピアノに加湿器のスチームが当たらないように気をつけてください
これだけで、しばらく経てばピアノに潤いが戻り、様々な不具合の進行を防ぐことができます。
当店では、調律の他、ピアノの設置環境に対してのアドバイスも行っております。
もしいまお持ちのピアノでお悩みなどがある場合は、気軽にご相談ください。
古川ピアノではグランドピアノやアップライトピアノの調律やメンテナンス、
消音取付などを総合的に承っております。
お問い合わせフォームは↑のリンクから、
お電話の方は↓
代表古川 090-7533-2462 へ
最後までお読みいただきありがとうございました!
古川ピアノ 古川航
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