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中古ピアノの選び方~要注意編~

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ご覧いただき有難う御座います。古川ピアノ 調律師の古川です。

当店では中古ピアノ販売も行っておりますが、お客様からご相談を受けることが少なくありません。

このブログでご紹介することで、お悩みの方にとって少しでも参考にしていただければ幸いです。

今回は、注意が必要なケースについて解説いたします。

 

・中身の修理や整備が不十分なピアノに要注意

新品ピアノでも中身の整備(メカニックの調整)は大変重要なのですが、製造から10~30年前後経過している中古ピアノの場合は

経年変化はもちろん 演奏や練習による部品の消耗も合わさるため、さらに重要な要素となります。

もし必要な修理や整備がなされていないと、購入して短期間で有料の修理を勧められたり、思ったよりも弾きにくかったりするかもしれません。

 

・商品説明が不十分な場合は要注意

ピアノは一台一台、元々の個性や中古の場合は前オーナーの弾き込み度合い 保管環境 などなど、コンディションや性格が異なります。

通常は店頭に出すまでの整備のなかで、ネガティブな部分は取り除く作業を行います。

また、メーカーによって注意点が異なる場合があるので(例えば湿気に弱い 乾燥に弱い など)、そのピアノの特性や管理上の注意点などを

詳しく教えてくれると安心ですね。店頭で中古ピアノを見学する場合は遠慮なく販売員や調律師に聞きましょう。きっと丁寧に教えてくれるはずです。

 

キーボードを演奏する女性のイラスト・古すぎるピアノは要注意(古い=良い ではありません)

時々耳にする話ですが、ピアノ店に行った際にしきりに古いピアノ(それなりにお安いことが多いようです)を勧められる場合です。

もし予算の都合で選択肢が少ない場合は良いと思うのですが、単に販売店がそのピアノを例えば利益率が高いなどの理由でゴリ押ししてくる場合は注意が必要です。

 

その理由としては、年式の古さと価格が見合っていない(高い)、古さに見合った修理等が行われていない、ユーザーの求める寿命が確保できない 

などが挙げられます。 もし悩んだ場合はその場で即答せず、ネットで調べたりして冷静に判断できると良い買い物ができると思います。

 

ただしあくまで一例であって、すべてのピアノに当てはまるわけではありませんので、あくまで参考のひとつとして捉えていただければ幸いです。

やはり、ピアノを選ぶには直接自分で見て弾いて、信頼できる調律師のアドバイスを受けながら選ぶのが最適かと思います。

 

古川ピアノではグランドピアノやアップライトピアノの調律やメンテナンス 

 消音取付や中古ピアノ販売などを総合的に承っております

 

ご質問等、まずはお気軽にお問い合わせください。

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最後までお読みいただきありがとうございました!

古川ピアノ 古川航

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