ピアノの移動方法について 注意点など
ピアノの移動方法について 注意点など
ご覧いただき有難う御座います。古川ピアノ 調律師の古川です。
ピアノの移動には、別の建物へ移すものや 同じ建物の中で動かす場合などいくつかのパターンがあります。
今回は、同じ建物内で動かすピアノ移動 について、注意点などを解説いたします。
・そもそも ピアノを動かすことには危険があります!
結論から申し上げると、サイズの小さなアップライトピアノでも重さは約200kgありますので、少人数では動かすことも難しい場合があります。
何よりも、手足や腰を痛めたり、壁や床を傷つけたりと、思ったよりも危険が多いものです。
それでもどうしても動かさないといけない場合は、2名よりも3名4名の多人数で、移動経路や危険なことを十分に確認してから取り掛かることを推奨いたします。
ピアノは見た目のイメージよりもたいへん重いものですから、十分にお気をつけください。
しかし、可能であればできるだけプロの運送屋さんに依頼されることをおすすめ致します。
多少のお金はかかりますが、その分 スピーディで安全に確実に遂行してくれます。
・置き場所の注意点
ピアノを移動させる場合、その置き場所についていくつか気をつけたほうが良いことがあります。
主なことは以下のとおりです。
1.直射日光がピアノに当たらないこと → 特にアップライトピアノの場合は背面に当たらないように気をつけましょう
2.エアコンの風が直接当たりすぎない位置にすること → 冷風や温風が当たりすぎると音の狂いが早くなる他、故障の原因にもなります
3.床暖房の部分に置くのはなるべく避けるか、断熱のためのパネルや合板などを下に敷く → ピアノが過乾燥すると重大な故障の原因になります
いずれも、ピアノを熱や過乾燥などの問題から守るためのポイントです。ご参考になれば幸いです。
・でもやはり、プロに頼むのが一番!
お客様の身の安全と大切な家やピアノを守るためにも、やはりピアノの移動はプロの運送スタッフにご依頼いただくのが一番です!
条件により異なりますが、お部屋内の移動 お部屋間の移動なら9000~10000円程度で実施できますので、まずは気軽にご相談ください♪
※移動後のピアノ調律を含めた移動+調律パックのみお受けしております。予めご了承ください。
古川ピアノではピアノ移動の他、
グランドピアノやアップライトピアノの調律やメンテナンス
消音取付や中古ピアノ販売などを総合的に承っております。
ご質問等、まずはお気軽にお問い合わせください。
お電話の方は →代表古川 090-7533-2462 へ
最後までお読みいただきありがとうございました!
古川ピアノ 古川航
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